フィジー語

手習指南書

(これだけは知っておきたいフィジー語)

 

 

   

   

制作:シニアの手習い指南所

所長 手習学(てならいまなぶ)


 

はじめに

 

私がこの小冊子を作ろうと思ったのは自らの経験として、フィジーで生活をするためには最低限のフィジー語を使えると非常に便利だと感じたからです。

フィジーはマルチリンガル国家で英語の他にフィジー語とヒンディー語も話されています。

スバやナンディーなどの都市部では英語が通じますが、地方だと英語が出来ない人もいます。

 

私の職場でも普通は英語をつかいますが、仲間同士ではフィジー語を話す方が多いようです。そして、カバを飲みながらの笑い話や猥談は必ずフィジー語になります。

初めはまったく理解できずに私一人笑えず悔しい思いをしたこともフィジー語学習のモチベーションになっています。

 そして、地方に行けば行くほどフィジー語が自分たちの言葉だという自負があり、私たち日本人がフィジー語をちょっとでも話すと非常に好感をもたれます。異文化理解とか国際交流という観点からもフィジー語の勉強は役に立っていると身にしみて感じています。

 特にゴルフ場のキャディーは99%フィジー人です。

 またこれからも改訂版を作って行こうと思っていますので、気がついたことや付け加えたほうが良いことなどありましたらご意見を聞かせて下さい。

 このテキストを作成するために、多くのフィジー人に協力していただきました。そしてたくさんのフィージアンスマイルを頂きました。

 このテキストが少しでも皆様のお役に立てれば幸甚です。

 

フィジー語とは

フィジー語というのはもともと文字を持たない言葉だったため、19世紀の始めにキリスト教の神父が正書法を完成させたとなっています。私達から見るとかなり変な部分もありますが、これは理屈ではなく言語ですから、フィジー人が使っているように使うのが一番だと思います。

またいつも使っていればぜんぜん違和感なく使えるようになります。

 

◎フィジー語のアルファベット

フィジー語のアルファベットはローマ字を使います。母音はAEIOUで日本語のアエイオウとほとんど変わりません。厳密にはOUは唇を丸く突き出す感じですけ、そういう細かい事は気にしなくても大丈夫です。

だた私たちの苦手なLRBVの発音が違うとまったく別の意味になってしまいます。

もっとも聞き取れない音は発音も出来ませんけど、練習をすれば少しは良くなると思いますので舌の訓練をしましょう。

 

                     NADIは何で「ナンディー」と発音するのか?

フィジーについてまずなんでかなと疑問に思うのがNADIがなんで「ナディー」じゃなくて「ナンディー」かと言うことですね。

理由は簡単でそれはフィジー語のDの前にはNが入るという法則があるからなのです。

観光で有名なカンダブ島などもKADAVUと書いてカンダブと読みます。

   

                     BULAは厳密にはムブラ。

フィジー語の法則のひとつにBの前にはMが付くというのがあります。

ですから座るという動詞DABEは「ダベ」ではなく「ダンベ」となります。しかし、Bから始まる単語の場合は軽く口を結んでから発音する程度でいいと思います。

BULAは言わずと知れたフィジーの挨拶です。街を歩いていると笑顔で挨拶してくれますね。しかしこれも厳密には始めに「ム」または「ン」の音が入っているのです。まあそのままブラでも通じますけど、よく聴いていると唇を結んでからブラと発音しています。

バヌアレブ島の町LABASAも発音はランバサとなります。

   

                     CTHの発音になる。

CAKACAKAはザカザカと発音します。意味は「仕事をする」という動詞です。

私はこれを暗記するときに「雑貨屋でザカザカ仕事をする。」という風に覚えました。

   

                     GNG

Gの発音も難しくガゲギゴグを鼻に抜いて発音するのです。実際発音してみると間が抜けた発音になります。だからGNG(ノーグッド)と覚えておけば言い訳です。

 

                     QNG

Qの発音もガゲギゴグです。こちらの方が英語のGAGEGIGOGUなのです。だからQNG(ノーグッド)と覚えましょう。

 

                     フィジー語の語感は日本語と似ている?

フィジー語を聞いていると日本語に似ていると誰もが思います。これはフィジー語も日本語と同じように子音で終わることはなくかならず母音で終わるからです。発音も非常に近いのでカタカナ読みでもじゅうぶん通じます。逆にフィジー人もバカという日本語を一番始めに覚えるようです。

VAKASAGA(バカサンガ)というのは「料理をする」という動詞ですけど、これを私は

「おバカサンガ料理を作る」と覚えました。私も良く料理をするのですけど、一人分ならテイクアウエイの方が安上がりなんですよね。だから私みたいなお馬鹿さんが料理を作るわけです。

 

 

                     JAPANはチャパニ。

Jの発音はチャになります。私の耳に聞こえるのはジャとチャの中間ぐらいの感じです。ですから実際、日本のことはジャパニでもチャパニでも通じます。

   

                     元気でも病んどら(YANDRA=おはよう)

フィジーではおはようの事をYANDRA「ヤンドラ」と言います。朝から「病んどら」とは元気が出ませんけど、このDRがフィジー語では例外的に子音同士の結合です。

DRA DRE DRI DRO DRUはカタカナで書くとドラ・ドレ・ドリ・ドロ・ドルになりますけど発音は江戸っ子の巻き舌で発音してください。

(リーチ一発ドラドラのドラではありません。念のため)

 

                     アクセント

フィジー語のアクセントはスペイン語やイタリア語とおなじように最後から2番目の母音にアクセントが付きます。

だから私(手習)もこちらではテナライではなくテナラーイになります。

最近日本語はどんどんアクセントが平坦化していますけど、やっぱり言葉も人生もある程度はアクセントがあったほうが良いですよね。

 

                     ♪魚はあぶったイカで良い〜

魚のことをフィジーではイカと発音します。ちなみに貝のことはカイと発音します。これはたぶん日本語だと思うのですけど、どうですかね?


挨拶

こんにちは

Bula

ブラ

おはよう

Yandra

ヤンドラ

おはようございます。

Ni sa yandra

二 サ ヤンドラ

さようなら

Moce

モゼ

おやすみなさい

Ni sa moce

ニ サ モゼ

はじめまして

Ni sa bula

ニ サ ブラ

お元気ですか?

Ko bula vinaka?

コ ブラ ビナカ?

 

フィジー語の挨拶は「ブラ」と覚えておけばいいとおもいます。街をブラブラしていると必ずブラと挨拶してくれる人がいます。

日本人にとってBVLRの違いを発音するのはかなり難しいですね。もっとも気をつけないといけないのはBULABURAと発音することです。BURAは「射精する」という意味がありますので、下手するとセクハラになりますから要注意です。

ちなみに私の趣味は世界中をブラブラする事なのですけど、フィジー語でVURAVURAが世界とか地球を意味するというのは言葉だというのは奇遇です。

 

はいといいえ

はい

Io

イオ

いいえ

Sega

センガ

Ioは日本語の「いいよ」に聞こえます。

いいえはセンガですから「そんなことはセンガイイヨ」と訛ってみると面白ですね。

 

ありがとう

ありがとう。

vinaka

ビナカ

大変ありがとう。

Vinaka vakarevu

ビナカ バカレブ

お願い。

kerekere

ケレケレ

フィジー人はケレケレという言葉を良く使います。日本にも昔、隣組というのがありましたけど、ちょうどあの感覚です。困ったときは何でもケレケレですんでしまいます。ですから金を儲けても周りから無心されて金持ちにはなれないようです。

ビナカはマジックワードです。「ありがとう」「よい」とかの良い意味に使われますから笑顔でビナカと言っていれば間違いないです。

 

☆フィジー語でなんと言いますか?

フィジー語でなんと言いますか?

Rawa ni tukuna vakacava?

ラワニ トゥクナ ヴァカザヴァ?

もう一度言ってください。

Yalovinaka tukuna tale mada

ヤロビナカ ツクナ タレ マンダ

もっとゆっくり話して下さい。

Yalovinaka mo vosa vakamalua

ヤロビナカ モ ヴォカマールア

それはどういう意味ですか?

A cava na kena i balabale?

ア ザヴァ ナ ケナ イ バレバレ?

これはどう発音するのですか?

Cava na kena i tukutukuni?

ザヴァナ ケナイ トゥクトゥクニ?

話のきっかけとしては「フィジー語でなんと言いいますか?」と聞くのが一番良いと思います。初めの内はほとんど聞き取れない言葉が返ってきますが、何回か繰り返すことにより段々分かっていきます。また知っている言葉もこのフレーズを使うことで再確認が出来ますから便利です。

 

☆疑問?

何ですか?

Na cava?

ナ ザヴァ?

これはいくらですか?

E vica na i lavo oqo?

エ ビカ ナイ イ ラボ オンゴー?

これはなんという名前ですか?

A cava na yaca ni ka oqo?

ア ザヴァ ナ ニ カー オンゴー?

トイレはどこですか?

I vei na valelailai?

イ ヴェイ ナ ヴァレライライ?

誰ですか?

Ko cei?

コ ゼイ?

どうやって?

Vakacava?

ヴァカザヴァ?

なぜ?

E na vuku ni cava?

エ ナ ヴク ニザヴァ?

どこへ?

Ki vei?

キ ヴェイ?

どこから?

Mai vei?

マイ ヴェイ?

誰?

Ko cei?

コ ゼイ?

なぜ?

Baleta?

バレッタ?

実際の話、「これは何ですか?」と質問が出来ても返ってくる答はほとんど聞き取れません。

でも一応はフィジー語を話しているという満足感はありますから是非使ってみてください。

 

☆名前や住まいを聞く

なんという名前ですか?

O cei na yacamu?

オ ゼイ ナ ヤザム?

私はアキラです。

Na yacaqu ko Akira.

ナ ヤザング コ あきら

私は日本人です。

Au na kai japani

アウナ カイ チャパニ

あなたはフィジー人ですか?

O iko kai viti?

オ イコ カイ ヴェイ?

どこから来ましたか

O lako mai vei ?

オ ラコ マイ ヴェイ?

日本から来ました。

Au lako mai Japani.

アウ ラコ マイ チャパニ

どこにお住まいですか?

Ko dau tiko e vei?

コ ダウ チコ エ ヴェイ?

スバに住んでいます。

Au tiko mai suva.

アウ チコ マイ スバ

マーケットはどこですか?

E vei na makete?

エ ベイ ナ マケテ?

初対面でいきなり住まいを聞くのはちょっと失礼な気もしますが、フィジー語の勉強だとおもって勇気を持って聞いてください。

 

☆年齢の聞き方

何歳ですか

Sa yabaki vica?

サ ヤンバキ ヴィザ?

私は25歳です

Au sa yabaki 25

アウ サ ヤンバキ 25

あなたは若いですね。

Kemuni se gone

ケムニ セ ゴネ

日本人は初対面の人にすぐ歳を聞きますが、これは女性に対しては大変失礼な質問なのでなるべくしないようにしましょう。でも聞いてしまったときはすぐに「若いですね」とフォローすることをお忘れなく。

 

☆時間

何時ですか

Sa vica na kaloko?

サ ヴィザ ナ カロコ?

10時です。

Sa tine na kaloko.

サ チィニ ナ カロコ

910分です。

Sa sivi na ciwa e na tini miniti.

サ シブ ナ ジィワ エ ナ チニ ミニチ

910分前です。

Sa vo e tini na miniti me tagi navitu.

サ ヴォ エ チニ ナ ミニチ メ タンギ ジィワ

時間

Aua

アウア

Miniti

ミニチ

Sekodi

セコンディ

時計

kaloko

カロコ

ちなみにCLOCK(時計)は日本ではクロックですがフィジーではカロコになります。

 

☆数と数え方

Saiva

サイバ

Dua

ヅア

Rua

ルア

Tolu

トル

Va

ヴァー

Lima

リマ

Ono

オノ

Vitu

ヴィツ

Walu

ワル

Ciwa

ジワ

10

Tine

ティニ

11

Tini ka dua

ティニ カ ヅア

12

Tini ka rua

ティニ カ ルア

13

Tini ka toru

ティニ カ トル

14

Tini ka va

ティニ カ ヴァー

15

Tini ka lima

ティニ カ リマ

16

Tini ka ono

ティニ カ オノ

17

Tini ka vitu

ティニ カ ヴィツ

18

Tini ka walu

ティニ カ ワル

19

Tini ka ciwa

ティニ カ ジワ

20

Ruasagavulu

ルアサンガヴル

21

Ruasagavulu ka rua

ルアサンガヴル カ ルア

30

Tolusagavulu

トルサンガヴル

40

Vasagavulu

ヴァサンガヴル

50

Limasagavulu

リマサンガヴル

60

Onosagavulu

オノサンガヴル

70

Vitusagavulu

ヴィチサンガヴル

80

Walusagavulu

ワルサンガヴル

90

Ciwasagavulu

ジワサンガヴル

100

Dua na drau

ヅア ナ ヅラウ

101

Dua na drau ka dua

ヅア ナ ヅラウ カ ヅア

500

Lima na drau

リマ ナ ドラウ

1000

Dua na udolu

ヅア ナ 

10のTINEは英語のTENから来ています。10から19までは簡単ですね。

10と1、10と2ですから日本語と同じ数え方です。

数字も電話番号などはそのまま英語を使うことが多くなってきています。

 

*ゴルフをやる人は1から10くらいまではフィジー語で言えると良いですね。

私の場合まず1から10までの数字を覚えそれをキャディーに報告するだけで、相手は笑顔を応えてくれます。

キャディーとフィジー語で話をすると非常に打ち解けた雰囲気が出来ます。

 

フィジー語で3はトルですからショートで「パーをトル」と覚えました。

4はヴァー、5はリマ、ペールーのリマには5回は行きたいですね。

面白いのは6はオノですから小野さんが多く出る日はダブルボギーが多いということです。

7はヴィツで8はワル。ワル(悪)が多いとこれはもう最悪です。

9はジワ、じわじわと崖っぷちという感じですね。

10はティニ。ちなみに10以上は叩かないと心に決めている。

でも叩いてしまったときは10と1(ティニ カ ヅア)

10と2(ティニ カ ルア)と数えればいいのでフィジー語の数体系は比較的簡単です

 

☆月

Vula

ブラ

1月

Janueri

チャヌエリ

2月

Feperuari

フェブエリ

3月

Maji

マチ

4月

Epereli

エペレリ

5月

Me

メー

6月

June

チュネ

7月

Julai

チュライ

8月

Okosita

オコシタ

9月

Sepiteba

セプテンバ

10月

Okotoba

オコトバ

11月

Noveba

ノベンバ

12月

Tiseba

チセンバ

月は英語から持ってきています。ですからフィジー語訛で発音すればOKです。

 

☆曜日

 週

Macawa

マザワ

 

Siga

シンガ

日曜日

Siga tabu

シンガ タンブ

月曜日

Moniti

モニティ

火曜日

Tusite

ツシテ

水曜日

Siga vukelulu

シンガ ヴケルル

木曜日

Siga lotulevu

シンガ ロツレヴ

金曜日

Siga vakaraubuka

シンガ ヴァカラウンブカ

土曜日

Siga vakarauwai

シンガ ヴァカラウワイ

今日

Nikua

ニクア

明日

nimataka

ニマタカ

昨日

enanoa

エナノア

今日(ニクア)、明日(ニマタカ)、昨日(エナノア)これだけは覚えておいた方が良いです。

「ニクア今日食べる」と覚えると簡単ですね。

 

☆人称代名詞

私は、が

Au

アウ

あなたは、が

ko

イコ

彼、彼女は、が

koya

コヤ

私たちは、が(包含形)

edaru

ケダル

私たちは、が(非包含形)

keirau

ケイラウ

あなたたちは、が

drau

ドラウ

彼ら、彼女らは、が

erau

エラウ

フィジー語の人称代名詞は非常に複雑でちょっとやそっとでは理解できません。

特に複数形が二つあります。話し相手を含む「私たちと」(包含形)と含まない(非包含形)があります。

たとえば「私たち」というのにも、二人の場合と3人の場合、4人以上の場合にも言い方が変わります。その上対話者を含む場合と含まない場合の言い方があるのですから大変です。

ちなみに私の場合は私(AU)とあなた(KO)だけしか覚えていません。

   

☆主な動詞

 行く

Lako

ラコ

 座る

Dabe

ダンベ

 欲しい

Via

ヴィア

 休む (rest)

Vakacegu

ヴァカゼング

 掃除する

Sasamaki

ササマキ

 洗濯する

Savasava

サバサバ

 見る

Rai

ライ

 聞く

Vakarorogo

ヴァカロロンゴ

 料理をする

Vakasaqa

バカサンガ

 入浴する

Sisili

シィシリ

 歩く

Taubale

タウンバレ

 TVを見る

Sara TV

サラ ティビ

 ゴルフをする

Gito golf

ギト ゴルフ

 走る

Cici

ズィズィ

 飲む

Gunu

グヌ

 食べる

Kana

カナ

 寝る

Moce

モゼ

 働く

Cakacaka

ザカザカ

 話す

Vosa

ヴォサ

 書く

Vola

ヴォラ

 愛する

Lomana

ロマナ

 知る

Kila

キラ

 泳ぐ

Galo

ガロ

  出来る (can)

Rawa ni

ラワ ニ

 

 

 

 

☆ちょっとした文法

  言語習得の基本は「相手の話している通りに話す。」ということですから、はっきり言って文法は必要ないのです。しかし大人になってからの語学習得にはある程度の理屈が分かっていたほうが理解が速いと思います。

 

○冠詞

日本語に冠詞がないため日本人は冠詞に関しては無関心(無冠詞)ですよね。

フィジー語ではna, a, ko,i, duaなどがあります。しかしこれも理屈ではなく単語と一緒に覚えるのが一番早いと思います。

 

na  koro                                       その村

ナ コロ

a  tamata                                   その人

ア タマタ

A   cava   oqo?                         これは何ですか?

ア カヴァ オンゴ

Ko  cei   ko  koya?                 彼は誰ですか?

コ ザイ コ コヤ

Ko  Takahashi.                                         高橋です。

コ タカハシ

 

○動詞

△時制

フィジー語の時制は簡単です。フランス語やスペイン語のように動詞の変化に苦しむということはありません。

動詞の前にsa,na,aなどの小辞をつけることにより現在、未来過去を表すことが出来ます。

 

       現在 sa, e (省略可)

       未来 sa na, ena, na

       過去 e a, a (まれにka)

 

Au    lako                 私は行く

アウ ラコ 

Au    na  lako             私は行くだろう

アウ ナ ラコ

Au     a  lako             私は行った

アウ ア ラコ

 

 

△命令法

命令や禁止にはmeまたはmoをつけるとメモしておこう。

       me は一人称、三人称

       mo は二人称

 

me’u    tovolea                   私にやらせなさい

メ ウ トヴォレイア

mo   tovolea                       やりなさい   

モ トヴォレイア

me   tovolea      komkoya          彼にやらせなさい

メ トヴォレイア コンコヤ

 

 

△否定法

SEGAはセンガ。昔子供とセガのゲームを良くやりました。しかしフィジーではSEGAという単語はセンガと発音し、意味は「存在しない」という意味の動詞で、否定形に使われます。

ですからSEGAのゲームはサセンガーと覚えると簡単ですね。

 

       Sega sa segaも「いいえ」の意味になります。

       Sega ni となると「〜でない」という否定になります。

 

Au    sa  sega    ni  tauvi-mate          私は病気ではない。

アウ サ センガ ニ タウビマテ 

 

○ バカも使いよう?

フィジー語の中で一番良く耳につくのがVAKAです。

逆にフィジー人も日本語のバカという単語を一番早く覚えます。

VAKA単独では「似ている」というような意味になるのですけど、そのほかに接頭辞としてのVAKA-があるのです。これを覚えるのが一苦労です。

VAKAをつけることにより名詞が形容詞になったり副詞になったり、はたまた動詞になったりします。これはもう法則を覚えるのではなく単語として記憶するほうが楽です。

 

tamata タマタ                           人間          vakatamata 人間らしく

vinaka ビナカ              良い          vakavinaka 良く、うまく

vale  ヴァレ                    vakavale 家を持つ

i sulu イ スル     衣類          vakaisulu 服を着る

masima マシマ                          vakamasima 塩が入る

 

○ バカタカ(馬鹿な高橋)?

私は愛称TAKAで呼ばれています。TAKAだけでは意味はもたないのですけどTAKATAKAとなると原因とか源という単語があります。そしてVAKAという接頭辞とTAKAという接尾辞がくっついていろんな単語を作ります。

 

vinaka ビナカ          良い          vakavinakataka 良くする

dodonu ドドヌ              正しい        vakadodonutaka 正しくする

cecere セセレ              高い          vakaceceretaka 高くする

 

単語集

Tamata

タマタ

Vale

ヴァレ

トイレ

Vale lailai

ヴァレ ライライ

ika

イカ

kai

カイ

難しい

Dredre

ドレンドレ

コーヒー

Kofi

コフィ

病気

Tauvimate

タウビマテ

忙しい

Osooso

オソオソ

Volivoli

ボリボリ

フィジー

Viti

ビッチ

土地

Vanua

バヌア

Koro

コロ

速い

Totolo

トトロ

子供

Gone

ゴネ

Tagame

タンガメ

Yalewa

ヤレワ

uluna

ウルナ

Ligana

リンガナ

Yavana

ヤバナ

この

Ogo

オンゴ

その

Ogori

オンゴリ

あの

koya

コーヤ

満腹

Mamau

ママウ

Lasu

ラス

Meke

メケ

Mataka

マタカ

世界

vuravura

ブラブラ

衣服、腰巻

Sulu

スル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


フィジーで楽しく過ごすための注意事項

挨拶

 人間誰しも人から挨拶をされれば挨拶を返しますよね。フィジーでは知らない人でも目と目が合えば必ずと言っていいほどブラと挨拶をします。勇気を出してブラと言えば相手も必ずブラと挨拶を返してきます。それにフィージアンスマイルには不思議な魅力がありますね。

 

習慣

 フィジー人の習慣でカバの儀式があります。断るのも失礼だしと思って無理して飲むとやばいことになる人も居ます。カバには鎮静効果がありますから、眠くなったりとか酒を飲んだ時のような虚脱感を感じる人もいるようです。

 まあ初めのうちは失礼にならないように断るのが賢明だと思います。

 

水は徐々に

日本でもその土地の水に慣れるという事がありますけど、フィジーの水に慣れるまではちょっと時間がかかります。ですから初めはミネラルウォーターを飲むようにすることをお勧めします。   

気をつけないといけないのは氷です。氷は水道水や井戸水で作っていますので、なれないうちはこれでも下痢をすることがありますから注意してください。

 とはいっても現地の人は平気で飲んでいますから、お腹に免疫が出来るまで、毎日少しずつ水道水を飲んでいけば大丈夫です。

 

防犯対策

フィジーの治安はかなり悪化しているようです。最近はひったくりやナイフを使った強盗などが増えています。特に気をつけなければいけないのは、バスに乗るときとか買い物をするときに財布の中身を見せることです。特に日本人は現地の人にとっては大金を平気で持ち歩きますから気をつけて下さい。

対策としてはお金を分散することです。財布を2つか3つ持って分散させておけばいいのです。私の場合はバス代やちょっとした買い物代は紙幣を二つ折りにしてそのままポケットに入れています。もし強盗にあったときはそれを渡せばいいのです。このとき注意しなければいけないのは、金額があまり少なくても駄目だということです。金額があまり少ないと腹いせに刺されたり殴られたりしますから、2千円相当の金額は常に持っているようにすることをお勧めします。

それと最近多いのが携帯電話のひったくりです。特にバスの中とかバス停の近くでは特に気をつけてください。物売りや物乞いを装った泥棒がいっぱい居ますから携帯は見せないようにしましょう。特に少年が麻薬欲しさにやる犯行が一番怖いですから注意してください。

 

では楽しいフィジー生活を堪能してください。  

 

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